中身は
Frog Lube CLP。アメリカで人気のあるガンオイルです。左がペーストタイプ、右がリキッドタイプになります。
今まで使っているガンオイルは
BREAK FREE CLPです。これは米軍で採用されたガンオイルで、やはり人気があります。
ちなみにCLPとはClesn(清掃)、Lubticant(潤滑)、Preservative(防錆)の頭文字で、これ1本で銃のメンテナンスを行えます。
今まで、レミントン870に、BREAK FREEを使っていましたが、弾を撃つうちに動きが渋くなっていきました。ガンオイルに火薬の汚れが混ざって、潤滑効果が低下しているようです。
そこで、今回、FrogLubeに変えて試してみることにしました。
FrogLubeは石油系ではなく、生物由来のオイルで、環境にやさしいそうです。使い方も他のガンオイルと違っています。
1.石油系のオイルと混ざると効果が薄くなるので、事前に、銃の部品についたオイルを、アルコールなどで取り除く。
2.金属表面に浸透しやすくするため、日光やヒートガン、ドライヤーなどで、銃の部品を暖めておく。
3.ペーストタイプのFrogLubeを、刷毛で塗布する。
4.銃の部品が冷える程度、十分な時間がたったら、マイクロファイバーのタオルで、余分なFrogLubeをふき取る。
部品を暖めるのが、面倒ですね。その代わり、数百発撃っても潤滑効果は持続するって、書いてありました。
早速分解です。
通常の清掃では、ここまで分解しますが、今回はガンオイルを取り除くために、もっと分解します。
トリガーアッセンブリーをばらしました。長さ5mmのばね等は、すぐに無くしてしまいそうです。
これらの部品についたオイルを、パーツクリーナーで吹き飛ばします。一緒に火薬カスも飛ばして綺麗になりました。
ドライヤーで、パーツを暖めます。
FrogLubeを刷毛で、ぬりぬりします。
ボルトも、ここまで分解して、パーツクリーナーで清掃、暖め、ぬりぬりします。
機関部のパーツすべてに塗布し終わったら、しばらく放置です。
十分に冷えたら、マイクロファイバークロスで、余分なFrogLubeを、ふき取ります。もともと硬いペーストオイルなので、表面にしっとりと残ります。
で、元に戻して
完了です。
動かしてみると、今までより明らかに軽いです。まぁ、これは徹底的に分解して、清掃した効果だと思いますが。
今週末、バンバン撃ってきて、潤滑効果が切れないか、試してみます。
お勧めのKindle本です!
コメント
こんばんは。
frog lubeを使って見ようか迷っています。
現在の使い心地は如何でしょうか?
> kazuさん
この記事から約10ヶ月経ちました。その間にクレー射撃やサボット射撃で500発ぐらい撃っています。
その間のメンテナンスは銃身内はパーツクリーナーやソルベントを使って火薬カスを落としていますが、機関部内や表面はFlogLubeをつけた布でふき取るだけです。
こんなメンテナンスで、今でも快調に動作しています。
> zekeさん
なるほど、少量パックみたいなのが出ているので近い内に購入して使って見ますわ。
シアのカギ部に使えるかなぁ~と思いまして。
現在はテフロングリスを塗ってありますが、これよりも良い物を探していました。
以前は、マイクロロン(現在見かけません)とかを使っていましたが効果が実感できずにイマイチでした。
教えて頂きましてありがとう御座います。