2日間に渡って、射撃の練習会です。
まず1日目、先月調整したレミントンM870の照星、照門の効果を試してみます。
照門の高さを上げたので、狙点がどこになったか、確認をします。
ところが、土曜日は練習射面の方は大会が入っていて使えず、クレーの射出速度の速い公式射面しか使えません。
試しに1Rだけ公式射面で撃ってみました。
クレーの速度が速すぎて、狙点を探ることが出来ず、どこを狙ったら良いのか分からないまま終了です。
結局25枚中3枚しか当たりませんでした。
午前中は、これで終了です。
午後からは、場所をライフル射場に移しました。
ハーフライフル銃身に交換したM870とシャープのエースハンター空気銃を撃ちます。
まずはM870で、リロードしたサボット弾を撃ちます。今回は火薬の量を変えて、調子の良い火薬量を決めることにします。
銃を台に乗せて、スコープで狙って、弾を撃っていきます。
同時に、弾速計を使って、弾の速さも計測します。
結果は
青い丸が狙点で、赤い丸が当たったところです。24grは火薬の重さ(今回はHogdonのUniversalを使っています)の単位です。
1度の5発ずつ撃ちました。薬量が多くなるほど右下に当たる傾向があります。
30grが3発だけなのは3発目を撃ったところで銃の調子が悪くなったからです。
先台の動きが渋くなってしまいました。後でよく調べてみたら、先台のアクションバーがゆがんでいたようです。
手で直すことhが出来ましたが、30grはちょっと危険かもしれません。
比較対象として、IMR4756 38grでリロードした弾 5発です。
1発だけ飛んでいますが、良いグルーピングです。
しかし、この火薬は製造中止でもう手に入りません。
撃った後の薬莢もチェックします。雷管突破は無いようだけど、撃針で叩いてへこんでいるはずの雷管が、でべそのように膨らんでいるものもありますね。
次回からは薬量26gr 弾速1400fpsでリロードして試してみます。
射撃の後は、合宿所で夕食と宴会です。旅館の食事はおいしく、ついつい食べ過ぎてしまいますね。
部屋に戻って、この日の撮影した射撃ビデオを見ながら反省会です。
翌日曜日、この日はクレーの練習射面を使えたので、改めて照星照門のついた銃身で狙点をチェックします。
狙点を変えながら撃ち、照星にクレーが重なったところで撃てば良いようです。
1ラウンド目25枚中14枚撃破
2ラウンド目25枚中12枚撃破
3ラウンド目25枚中18枚撃破
と、調子が良くなっていきました。ただ、先台の操作で疲れてくるのか、それぞれ後半、クレーを多く外してしまいます。
そんな調子で、午前の練習が終わったら解散です。
コメント
纏まりでは30grが良いように見えますが、機関の調子を悪くするみたいですね。 新しい照準、使いこなせそうで良かったですね。
射撃合宿お疲れ様でした。
M870倶楽部のスラッグシューターにサボットのリローディングをぜひご教授ください。
> kentさん
速燃性の火薬なので、少ない量でも圧力が上がって、すぐに限界が来てしまいます。別の薬莢で試したときは28grで薬莢が壊れ始めました!
新しい照準はトリプルトラップで、威力を発揮できればと考えています。
> 鉄砲夢物語さん
単純なリロード弾の作成方法ならお教えすることは出来ますが、高精度な弾のノウハウは自分も試行錯誤で模索しているところです。
良い火薬が製造中止になったり、欲しいワッズが在庫切れで、なかなか手に入らなかったりして難しいです。