空気銃の弾を調査してみた

自分の持っている空気銃(シャープ エースハンター 口径4.5mm http://www10.ocn.ne.jp/~sharp/acehunterunder.html)に対応した弾丸にはいくつか種類があります。

たとえば、競技用のRWS マッチ(標的を撃ち抜いたとき綺麗に穴が開くように先端が平たくなっています)

狩猟用のDaystate FT(長距離でも空気抵抗が少なくなるように先端が丸くなっています)

上記2つは外国製で最先端の弾ですが、今回、国産の古くから使われているジェット弾を購入したので、これについて調べてみました。
まずは重さを量ってみました。1つ1つはとても軽いので、10個まとめて10グループ量り平均を求めてみました。重さの単位はgr(グレイン)で1gr=0.0648gです。
ジェット弾  Daystate FT
平均重量(gr) 平均重量(gr)
86.91     84.28
標準偏差   標準偏差
0.08      0.27
次に、弾を撃ったときの弾速を測りBC値(Ballistic Coefficient)を求めます。BC値とは空気抵抗によりどのぐらい速度が落ちるかを表す係数で、弾道計算をするときに必要になります。数が小さいほど空気抵抗が大きいことになります。
また、エースハンターでは、ポンプ回数を増やすことによって、より多くの空気を溜めることができ、それを一気に開放することによって、より速く弾を撃つことができます。
今回は、ポンプ回数(初速)を変えながら0.22ヤード地点に弾速計を置いて5回計測、8.97ヤード地点で5回計測し、それぞれの平均値を出してみました。
BC値はChirGun(http://www.chairgun.com/)という弾道計算ソフトを使って求めています。

浦和エアーライフル射撃場(標高 49.2フィート) 気温20℃ 湿度62%
弾速(fps)とBC値
              3回   4回   6回   8回   10回
———————————————————————————-
ジェット弾   0.22ヤード 580fps 658fps 770fps 850fps 909fps
        8.97ヤード 540fps 608fps 708fps 781fps 832fps
        BC値    0.0157 0.0142 0.0134 0.0133 0.0127
———————————————————————————-
DaystateFT   0.22ヤード 600fps 668fps 781fps 856fps 914fps
        8.97ヤード 576fps 648fps 759fps 825fps 877fps
        BC値    0.0275 0.0370 0.0393 0.0305 0.0272
また、ポンプ10回で5発撃ったときのそれぞれのグルーピングです。

資料によるとDaystateFTのBC値は0.022だそうです。弾速計を置く位置が近かったため、計測誤差の影響が強く出てしまったのだろうと思います。RWS マッチのBC値が0.010のため、同じような形状をしているジェット弾もそれに近くなるんじゃないかなと思っています。
重量の標準偏差や、BC値を見てもわかるようにDaystateFTよりジェット弾の方がバラツキが少ないのはちょっと意外でした。
次回は50m射場でグルーピングを比較して、弾速も測り直してみたいと思います。

コメント