銃を委託して射撃するときに使PROTEKTOR製フロントレスト(右)とリアレスト(左)です。
今まで10年ほど、革製のフロントレストとリアレストを使っていました。
革は銃を傷つけないので、良い素材なのですが、いまいち滑りが良くありません。
今回、銃にあたる部分がコーデュラ製のレストを購入してみました。
コーデュラは丈夫な合成繊維なので、シンセティックの先台や銃床との摩擦が少なくなります。
それによって、依託射撃したとき銃が跳ね上がらずに、後退してくれれば良いなと思っています。
早速レストに砂を詰めます。
この砂は、射撃用サンドバック専用のヘビーサンドで、クロム鉄鉱から出来ています。
特徴は、
・通常の砂に比べて比重が2倍ほどあり重い。リアレストで4kgぐらいになります。
・金属なので、射撃の衝撃で砕けない。通常の砂だと砕けて縫い目から粉末が漏れてきてしまいます。
・金属だけどさびたり、磁石にくっついたりしない。
なので、使いやすいです。
こちらのページを見ると、ほかにもジルコンサンドが使われるようです。
ただ、海外で15ポンド、20ドルで売っていたので、気にせずポチってしまったら、送料が40ドルぐらいかかってしまい激しく後悔しました。
レストによって、依託射撃がどう変わるのか楽しみです。
こちらも先週購入した、弾速計のブルートゥース・アダプタです。
エアライフル射撃場で試してみました。
ブルートゥースの電波の飛び具合も確認するのに、10m先の標的の前に弾速計を設置してみました。
手前にスマホを置いて、弾速計のアプリを立ち上げます。
弾を撃つと、計測された弾速がスマホ上に次々と表示されます。
弾速計のインドアライトがあれば、蛍光灯が点いていても問題なく計測できました。
今まで、計測エラーが起こっていたのは、弾道がセンサーに近すぎたのが悪かったのかも。
これまで、弾速計の上2~3cm上空を弾が通るように設置していました。センサーに近いほうが読み取ってくれると思ったからです。
しかし、今回15cm上空に変えてみたら、調子よく計測できるようになりました。近いほうが良いとは限らないようです。
これらのノウハウを、本番であるリロードしたサボットスラグ弾の弾速計測に生かしたいと思います。
コメント
ブログでも紹介したように弾速計の照明をポータブル蓄充電池で電源供給できるLEDを自作しました。ニッコー栃木でも問題なく作動しました。
弾のセンサー上空通過高さはあまり意識したことは、弾が弾速計に中たらないように射撃していたので気にしていませんでした。 銃口と弾速計の水平方向の距離は銃の初速により若干変えていました。 850Ft/sと1050Ft/sでは変えています。
> kentさん
弾速計の照明は、白熱灯の場合、前のセンサーの上に置いた白熱灯の光が拡散して、後ろのセンサーにも影響することがあるようです。
最初、自作のライトは白熱灯を使っていましたが、他のセンサーに光がかからないように、覆いをかぶせていました。
その点、LEDは光の指向性が高いので、お互いのセンサーに悪影響を与えにくいようです。しかも、熱くならないので、デフューザーが解ける心配もなしです。
ただ、サボットスラグは弾頭以外に、ワッズやガスシールも銃口から飛び出してくるので、それが当たるのを避けるため、支柱やライトはつけずに弾速を計っています。