前日の続きです。
実射で試してみる!
ニッコー射撃場で試してきたので、そのレポートです。
そうそう、この装置によって、自分のクレー射撃のへたっぴさが、あらわになってしまいます。
クレー射撃歴は16年ほどですが、最初の2~3年で才能の無さに自覚して、最近は月1回ぐらいのペースで4ラウンド撃っています。
クレーの速度が遅いトラップの練習セット専門で、8割ぐらい当ててます。
クレーの撃ち方はスイング射法で、基本に忠実に撃つことも目標にしている、万年初心者です。
銃にMANTIS Xを取り付けます。写真では引き金に近い方につけていますが、銃口に近いほうが良いようです。次に、スマホでアプリを起動し、接続します。
設定画面で、実弾射撃を選んで、
練習メニューはInternational Trapを選びました。
実射ではこのようなグラフになります。引き金を引いた(赤バッテン)直後、銃口スウィングが乱れて、速度も急激に上がっていることがわかります。
速度グラフを見ると、引き金を引く前に銃口の速度が遅くなっていることがわかります。これはクレーを狙いこんでいることが原因かと思います。
実はこのグラフが一番マシで、他のはもっと遅くなっていました。
こちらは、外したパターンです。こちらは、銃が走って引き止まり、二の矢を撃つときも完全に銃口が止まっていることがわかります。
こちらは外したパターンと似ていますが、クレーが出た瞬間に「この角度、この速度なら銃口をここに持ってくれば当たる」と瞬時に判断し、体が勝手に動いて当てたときのものです。
自分の目指す「基本に忠実」と異なりますが、実戦ではありだと思います。ただこのパターンを増やすには、たくさん撃ち込んで、目玉と指先の神経を直結しないといけないので、経済的に厳しいです。
まっすぐ上に上がるクレーも、銃の移動距離が短いため、狙いこんでいるのか速度が遅くなっていますね。調子が悪いときは真ん中から外しだします。
このように撃った結果がわかります。撃った直後グラフが表示されるので、胸ポケットに入れたスマホをチェックして、1射ずつ反省しながら次の射撃に備えることができます。
スコアでは、撃ったときの射台、撃破の有無を入力できます。クレーの出た方向は銃口の動いた方向をもとに自動で入力されています。
スキートのスコアはこうなっています。射台が8番までは良いけど、H,Lってなんだろう?プール、マークではない?
ここがちょっと気になります!
そうそう、良くないところも書いておきます。
まずは、実包を装填するときの「カチャ」って音を、弾を発射した音と誤検知することです。銃口を上に向けたり、下に向けたりすれば、発射音と認識しなくなりますが、実射では危なくってそんな事はできません。
今度は逆に、引き金を引いているのに認識してくれないことがあります。空撃ちならともかく実射でも25回中3回ぐらい認識してくれませんでした。 メーカーは「改善中」と言っていましたので、バージョンアップを待って再確認してみます。
クレー射撃の練習に使えるのでは?
で、この反省を生かして、効果的な空撃ち練習ができるのではないかと思っています。
プロジェクタなど大きな画面で、クレーを飛ばした映像を出し、それを使って空撃ち練習をします。
今までは、当たったかどうかわからないので、感覚でしか良し悪しを判断できませんでしたが、MANTIS Xを使えば、銃口の軌跡が乱れていなかったとか、引き止まっていなかったとか結果が残ります。結果が良くなれば練習のモチベーションも上がりますよね。
次は、プロジェクタを使っての空撃ち練習は、どんな感じかを試してみたいと思います。
お勧めのKindle本です!
コメント
私もこれかったんですが、X7用説明書があるかご存知ないですか?メーカーに聞くと汎用の説明書を教えられましたが、線の色の意味とかがわかりませんToT
ぷうきちさん、コメントありがとうございます。
自分も使い方について勉強していますが、説明書はアプリのヘルプ画面になると思います。
銃の軌跡の画面で、丸に?マークをタップするとヘルプ画面が出てきます。
線の色の意味とか、GO、レティクル、バツマークの意味とか載っています。
全部調べていませんが、他の画面でもヘルプが用意されているかもしれません。
参考になったら幸いです!
なるほど!有り難うございます^_^