前回、スーパーカブのエンジン停止の症状は、ECUをリセットしても改善しませんでした。
しかも、10月24日土曜日、遠出をしようとスーパーカブで走っていたところ、2回も信号待ちで停まったとたんストールです。
その場ですぐに再始動したからよいものの、途中で引き返して対策をすることにしました。
O2センサーの清掃
ネットで調べてみると、ストールの対策として、排気ガスの酸素濃度を測るO2センサーの清掃が有効との記述を見つけました。
これが汚れていると、燃焼後の酸素量がうまく測れなくて、燃料噴射量が狂ってしまうそうです。
レッグシールドとセンサーのガードを外して、O2センサーのコードがついているキャップを外そうとしたところ、硬くて抜けません。手では無理だったので、ペンチを使って外そうとしましたがそれでも無理でした。
地元のバイク屋さんに相談したところ、このキャップは固着していることもあるそうです。無理に外すと今度は逆に、はめられなくなることもあるということで、O2センサーを外すことは諦めました。
エンストの原因はカーボン噛みが原因?
バイク屋さんが言うには、エンストの症状からカーボン噛みが原因ではないかということでした。
これは、ピストンに溜まったカーボンがはがれて、エンジン内を密閉する吸排気バルブの隙間に挟まり、圧縮するときガスが漏れて十分に圧縮できなくなり、爆発も弱くなってエンストしてしまうということです。
自分の場合、毎日通勤のため、駅までの2kmだけカブを使っています。こんな短距離だとエンジンが十分に熱くならないので、カーボンが焼ききれないで残ってしまうのかもしれません。
この対策として
- ガソリン給油時にPEA系エンジン添加剤も入れて、バルブやピストンを洗浄する。
- スパークプラグを外して、その穴からエンジンコンディショナーを吹き込んで、ピストンやバルブを清掃する。
- エンジンを分解して中のバルブやシリンダー、ピストンについているカーボンを清掃する。
と簡単にできる順に3通りあります。
1番のPEA系エンジン添加剤とはワコーズのフューエル1が有名ですね。
自分は以前、自動車に使ったAZ FCR-062が残っていたので、これを使うことにしました。
当時、スーパーカブにも入れていましたが、もともとエンジンの調子がよかったので、何が変わったのかわかりませんでした。
AZ FCR-062はガソリンの0.25%入れればよいので、タンク容量4.3リットルのスーパーカブは、10ccとなります。
とりあえず、これで様子を見て、ダメだったらバイク屋さんに2番目のスパークプラグの穴からエンジン洗浄をやってもらおうと思っています。
スパークプラグ交換
レッグシールドを外したついでに、交換時期が近づいているスパークプラグも替えました。
今回は、NGKのMotoDXです。超寿命型イリジウムプラグで、1万km持つそうです。
左が今まで使っていたイリジウムプラグ、右がMotoDXプラグです。MotoDXはL字型の電極もルテニウムになっているので寿命が長いそうです。あと電極が細くなっているので、火の回りも速いとか。
今回のエンストには直接関係はしないでしょうけど、パワーがありそうですよね!
お勧めのKindle本です!
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