K3弾頭のスラッグ弾を2種類の火薬で試し撃ち!と高級なSB弾はまとまるのかの確認

ハンドロードランニング・ターゲット射撃銃・アクセサリー

2月27日土曜日、撃場へリロードしたスラッグ弾を撃ってきました。そのリポートです。

まずは弾速計を設置

今回は、スラッグ弾の弾速を測るため、弾速計を設置しました。

光学式弾速計は、光センサーの上を弾が通るようにしなくてはいけません。

マズルフラッシュの影響を避けるためと空の光を当てるために天井のないところに設置するため、銃口から3mほど離します。

次に、銃口にレーザーポインターを取り付けて、レーザーが標的に当たるようにしておきます。

写真はスコープで見たものですが、肉眼でも標的に緑の光が当たっているのがわかります。

弾速計の光センサーの上空20~30cmにレーザーポインターの光が通るように設置すれば、ばっちりです。

ちなみに、自分の使っている弾速計はCompetition ElectronicsのProChrono Digitalです。

これにBluetoothアダプタをつけたので、計測データはスマホに保存されます。

スマホからパソコンにデータを転送すればエクセルでの集計もラクラクです!

K3弾頭でリロードしたスラッグ弾の試射

リロードの構成はK3弾頭にスペシャルワッズ、WinAA薬きょう、フェデラル209の雷管です。

これにUNIVERSALとLONGSHOTの2種類の火薬でスラッグ弾を詰めてみました。

試射の結果は以下のとおり

UNIVERSAL火薬は21.5gr~23.0grの4種類を5発ずつ撃ってきました。

この中では22.0grがまとまっているかなぁ。

雷管の状態を確認すると、23.0grで撃ったときの雷管が1発だけ煤けていて、雷管突破したように見えます。

燃焼速度の速いUNIVARSAL火薬では23.0grが限界だと思います。

LONGSHOT火薬は24.0gr~25.5grの4種類を5発ずつ撃ってきました。

この中では24.5grが一番まとまっているようです。

撃ち終わった雷管の状態も問題ありません。

弾速の結果は?

弾速を測った結果のグラフです。

UNIVERSAL火薬は21.5grから23.0grに多くなるにしたがって弾速も1120fpsから1200fpsに線形に増加しています。

音速が約1120fpsなので、それより大きい22.grの薬量なら問題ないと思います。

LONGSHOT火薬では、25.0grと25.5grで想定より低い値が計測されました。

特に25.0grでは1発だけ905fpsと異常に遅い弾がありました。

詰めたときに火薬量を間違えたのかもしれませんね。

こちらは再試験を行いたいと思います。

スモールボアライフルでの試射

次に、SBライフルで廉価な装弾と高級な装弾に違いがあるかを確認しました。

試射した装弾は、安い弾の代表は写真左のエレーのクラブ、高い弾の代表は写真右のラプアのセンターXです。

弾の外観はほとんど違いを感じられませんでした。

エレークラブの結果です。5発ずつ2回撃っています。

こちらはラプアセンターXの結果。同様に5発ずつ2回撃ちました。

なんとなく、ラプアセンターXの方がまとまっていると思いますがいかがでしょう?

エレークラブの2回目は「ワンホールだ!」と思っていたら、1発だけ大きく外れていてがっかりでした。

最後に、練習で立射で撃ってみました。

こんなに散るので、多少の装弾の精度の違いは関係ありません。

これからも安い弾を使っていこうと思います。

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