この前の日曜日(2月8日)、江戸川体育館へランニングターゲットの練習をしてきました。その時、MANTIS X7を使っての測定を行ってきたので、そのレポートです。
エアライフルにMANTIS Xを取り付ける
まず、エアライフルにMANTIS Xを取り付けますが、ショットガンのようにバレルクランプを使って取り付けると、引き金を引いたことを認識してくれませんでした。
そこで、エアライフルのストックについているレールを、ピカティニー・レールに変換するアダプタを取り付けることを考えました。
射友のtasigiさんにそのようなアダプタがあるのかと質問してみたら、「自分で作ったものがあるよ。」とのことでした!
それをお借りして使ってみたら、ちゃんと空撃ちの振動を検出して、記録できるようになりました。
自分でも、エアライフルのストック・レールに取り付けられそうなものを、手持ちの銃パーツから探してみたらありました!
MAGPULのMOE規格では、鉄片にネジを固定して使いますが、この鉄片がストック・レールにジャストフィットです。ネジは長すぎますが、これは切るか、短いものを探してくれば良いでしょう。
早速アマゾンでMOEのピカティニー・レールを注文しました。
ちなみに、MAGPULの最新の規格はM-LOKですが、これだと取り付けられないので注意。
レールが4本セット(一つはすでに使っています)で540円!パチモノなので安いです。
ネジは長かったので、短いネジをホームセンターで購入しました。ネジの規格も本物はインチでしたが、パチモノはミリネジなのでちょうどよかったです。
鉄片はちょっと厚かったので、ヤスリで薄くして、ワッシャーで調整したらバッチリ付きました!
MANTIS Xを取り付け、試射してみると、ちゃんと反応します。
アプリを起動して、接続します。
ランニングターゲットは、挙銃動作があるので、Open Training[Low Gun]を選択しました。
スローでの結果は?
まずはスロー(5秒で標的移動)での実射の結果です。
MANTIS Xは引き金を引く前1.5秒、引いた後0.5秒間の銃の動きを記録します。
撃ちながら、結果のグラフをチェックしてみましたが、「よし!うまく当てた」時と「ありゃ、ガク引きしちゃった」時の違いがよくわかりませんでした。
これはどうも、銃口を横に移動する動きが大きくて、ちょっとぐらいのガク引きなんかはノイズとしてグラフに現れていないような気がします。
フォロースルーがちゃんと出来てるかの確認程度しかできないようです。
ファーストでの結果は?
ファースト(2.5秒で標的移動)の結果です。
ファーストの場合は引き金を引く4秒前から記録されていますね。
そのため、挙銃動作も入っています。挙銃動作の動きが大きいので、ますますガク引きなどの細かい動きはなくなっています。
これでチェックできるのは、挙銃が真っ直ぐに上がっているかどうかでしょうか。
挙銃しているときに、標的を迎えに行ってしまい(右から標的が出てきたら、挙銃しながら右の方に銃口を向けている)上手くタイミングが合わないときがあります。
そうなっていないかどうかは、チェックできるかなぁ。
まとめ
MANTIS X7はクレー射撃用に作られているので、ランニングターゲットで使うのはちょっと無理があるかなと思いました。
しばらく実射で使い込んで、悪かったときと良かった時のグラフの違いを、見極めようと思います。
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