スーパーカブのストール
自分の所有しているスーパーカブ110プロ(JA42)には持病があります。
アイドリング中、エンジンが突然、停止してしまうのです。具体的にはこんな感じです。
- エンジンのストールは購入してから、まれにあって、頻度としては年に2回ぐらい。
- ストールの起こるタイミングは、停止してアイドリングに入ったと き、アイドリング中、発進しようとしてアクセルをひねったときの3パターン。
- ストール後、セルで1発で再始動するときもあれば、一度キーオフにしてオンからセルで再始動していた。
ところが、先週の月曜日、駅の駐輪場に停めようとしたところ、前触れなくスッとエンジンがストールしました。
そこで、再始動させようとしたところ、なかなかエンジンがかかりません。
しつこくセルを回し(5秒6回ぐらい)その合間にキックを10回6セットぐらい行っていた ら、弱々しくぷすぷすといいながら、エンジンがかかり始めました!
一度エンジンがかかってからは、調子よく吹け上がります。
しかし今回は、なかなかエンジンがかからなかったということで、地元のバイクショップに点検をお願いしました。
バイクショップでの点検
ストールの事象は出ていないので、バイクショップでの点検も「気になるところをチェックしてください」と伝えて、原因究明は期待していませんでした。
しかし、今まで3年間自己流でバイクの整備をしていたので、何か悪いところを見逃していないのか見ていただきました。
結果は、特に悪いところはなかったです!チェーンの調整とバッテリーの充電をしていただきました。
また、「イリジウムの点火プラグにしては、先端が丸まっていたかな」とのことでした。プラグについては今後チェックしておこうと思います。
今年中に
のプラグに交換しようと思います。
このプラグは、両極とも貴金属でできているので、イリジウムプラグに対しても長寿命とか。期待したいです。
ECUのリセット実施
インターネットで調べてみると、スーパーカブのエンジンストールっていうのは結構あるみたいで、原因は「ECUが異常を検知したら、とりあえずエンジンを止める」というのがあるみたいです。
何でその後、エンジンが始動しにくくなるのかわかりませんが、ECUをリセットしてみることにしました。
手順はこちらのページを参考にさせていただきました!
ECUのリセット
まずは、スーパーカブの外装をはがして、サービスチェックカプラを取り出します。
針金で、サービスチェックカプラの青色と緑/黒色コードを短絡、エンジンキーをONにします。
すると、メーターパネル内のPGM(エンジンマーク)ランプは点灯したままなので、異常データがなかったことが確認できました。
もし、異常データがあった場合、のPGM(エンジンマーク)ランプが点滅するので、以下の手順でECUのリセットが必要です。
メインキーをOFFに戻して、サービスチェックカプラを短絡したまま、メインキーをONにします。
針金をいったん外し、5秒以内に再短絡します。
メーターパネル内のPGMランプが消灯し点滅すればリセット完了です。点灯したままなら、もともと異常データは入っていなかったということです。
スロットルセンサーのリセット
ECUのリセットが終わったら、スロットルセンサーのリセットを行います。
油温センサーのカプラを外しておきます。
メインキーをOFFにし、サービスチェックカプラを短絡したまま、油温センサーを針金で短絡します。
メインキーをONにして、メーターパネル内のPGMランプが遅い点滅を行うことを確認します。
10秒以内に油温センサーの針金を外しリセットします。リセットが完了すると、PGMランプが速い点滅になります。
メインキーをOFFにし、油温センサーのカプラを戻しておきます。
ECUの初期学習
サービスチェックカプラを短絡したまま、メインキーをONにし、エンジンをかけます。
そのままアイドリングを続けると15分~20分後、ECUの初期学習が終わり、メーターパネル内のPGMランプが20秒間点灯します。
メインキーをOFFにし、エンジンを止め、サービスチェックカプラ、外装を元に戻してECUのリセットは完了です!
ECUをリセットしてストールは起きなくなったのか?
ECUをリセットしたのが日曜日、その後、通勤のため毎日スーパーカブに乗っていました。
その週の木曜日の帰り道、赤信号で停車したところエンジンのストールが再発しました!
セル一発では再始動しなかったので、メインキーOFF→ONからセルを回したりして何とかエンジンが始動しました!
結局、効果はなかったということでした!
お勧めのKindle本です!
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