12月に尾購入したステイヤーLG110 を使って2が月ほどたちました。
今回は使ってみての感想を書いてみたいと思います。
今まで使っていたエアライフル ファインベルクバウ M601と大きく変わったところは2点、
・ポンプ式からプレチャージ式に
・木製ストックからアルミストックに
です。
今まで、ポンプ式のエアライフルだったので、弾を1発撃つごとにポンピングして空気を蓄気していましたが、プレチャージ式のエアライフルはあらかじめ200発撃てるだけ蓄気したシリンダを使って、撃てるようになりました。
これは、銃にポンピング機構がなくなった分軽くなり、射撃中、ポンピング操作をしなくて良いので、大変楽になり、射撃に集中できるようになりました。
その代わり、家に帰ってから、シリンダに200発分を空気ポンプを使って蓄気するのが結構大変です。
アルミストックになって、調整できる部分が増えました。
たとえば、頬を当てるチークピース。
今まで、上下だけしか変更できませんでしたが、これは左右の位置や角度まで変更することが出来ます。
銃を構えて、スコープを覗きやすい位置に調整することが出来ます。
あとステイヤーの特徴として、弾を装填するときのレバーの位置を左右選択することができます。
自分は左射手で、引き金は左手で引きます。
本来装填レバーは左手で操作できるように、左側に付きますが、自分の場合あえて右側にしています。
右手で弾を装填することによって、引き金を引く左手は射撃中、手を離す必要がないので、一定の握り方を保っていられます。
また、スコープを取り付けるレールがあらかじめ付いています。
ランニングターゲットではスコープが必須なので、あらかじめマウントのあるステイヤーは最適です。
次に良くない点です。
銃尾のパッドは静的射撃と兼用なので、すべりが悪く、ランニングターゲットでは標的が現れてから、0.2秒で銃を構えなくてはいけないのに、服に引っかかって、据銃位置が定まりません。
ゴムの突起を削って、革を貼り付けると具合が良くなるかもしれません。
これは銃を購入した銀座銃砲さんの発注ミスで、右用の銃が輸入されたからです。
すでに所持許可の申請をした後で間違いが発覚し、再輸入にどのぐらい時間がかかるかわからないため、とりあえず右用を購入し、後で左用のグリップだけ入れ替えると銀座銃砲さんに頼んでいます。
先日、左グリップの入荷状況を着てみたところ、3ヶ月たった今でも、発注すらしていないそうです。
銀座銃砲さんはヨーロッパから年に2回しか入荷せず、このグリップは今年4月の入荷予定だそうです。
これでは、まともに練習はできません。
今後も、銃が故障して部品の輸入が必要になったら、最悪半年間練習できなくなります。これで射撃がへたっぴの自分でも技量が落ちてしまいます。
ステイヤーの代理店だからと思って、銀座銃砲さんで購入したけど、激しく後悔しています。
翌、2月7日日曜日、この日はランニングターゲット競技の先輩にグリップについて相談しようと府中体育館に練習しに行きました。
そうしたら、先輩が作ってくれた左手用のグリップをいただいちゃいました!予想していなかったのでびっくりです。
正月、一緒に練習していたときに、グリップについて話したところ、先輩は、自分のステイヤーのために自作した右手用のグリップのモデリングデータをコンピュータで左右反転し、NC工作機械に食わせたら、ポンッと出来上がったそうです。
また、木製パッドもいただいちゃいました。ありがたいです。
平坦な形状になったので服の上を滑らせやすくなりました。
2時間ほど実射してみましたが、手も痛くならず、握りの位置を変えずにすみます。
これでようやくまともに練習できるようになりました!
お勧めのKindle本です!
コメント
購入先の対応にがっかりですね。 間違った商品のみ輸入するのではなく、次回の発注にもぐりこませるとは。 私なら全額支払せずペナルティー分の金額は残す交渉をしますね。 でも良き先輩でしたね。
輸入銃は、皆代理店にパーツがなければ取り寄せに半年は掛かるようですよ。
今、ベレッタのソフトダブルケースを、発注していますが半年経ってもまだ来ないです。
ベネリも同じ。
銃砲店へは壊れるパーツだけは在庫するようにお願いしています。
> kentさん
銃砲店のサポートに期待できないのなら、平行輸入品を購入して、パーツは本国から個人輸入して近所の鉄砲屋さんに直してもらったほうが良いと思いました。
> kazuさん
メーカにも在庫がなく、時間がかかるのならわかりますが、4月に輸入するつもりで、今まで在庫確認すらしていないので、納得できませんでした。そのペースであれば、1~2ヶ月で輸入できるのでしょう。
数年前の猟期中にカスリーン公園ですれ違ったとコメントさせて頂いたyanagiと申します。
私自身は空気銃猟を続けているのですが、子供がARで標的射撃を始めるにあたりLG110マッチを入手する予定となり、いろいろ検索したところZEKEさんのブログに再度たどり着きました。
使用されている方が少ないようなのでRT用と違う部分もありますがとても参考になりました。
ところで、しばらくの間は右用のグリップのまま使用されていたそうですが、手が痛くなるくらいで射撃自体にはそれほど影響はなかったのでしょうか?
> yanagiさん
コメントありがとうございます。
息子さんが競技射撃をはじめるんですね!がんばってください。
右用のグリップを無理して使いましたが、あまり練習にならなかったと思います。
LG110については、youtubeにメンテナンス動画があるようですよ。外国語ですが、なんとなくわかるようです。
娘が射撃部でBRからARに移行するのですが、自分も標的射撃に興味が出てきてしまい中古銃を探してたらLG110が売りに出ていたのを発見。
私も左利きなのですが、売りに出ているのは当然右用なので色々調べていたところこの記事にたどり着きました。
動画もなんとなく作業手順がわかるので助かりますね。
もし入手できた際は色々教えてください!