キャンプツーリングの準備 シートバッグの選定と充電ケーブルの改造

オートバイメンテナンス

夏休みに長野・静岡にキャンプツーリングしてきました!

今回は、そのための準備としてシートバックの新調と、モバイルバッテリーからBluetoothレシーバに充電するためのケーブルの改造を行ったので、それについて書いておきます。

キャンプツーリング用シートバッグの選定

いままで、キャンプツーリングの道具を入れるバッグに、タナックスのタフザック(防水バッグ)を使っていました。

このバッグのよい点は

  • 完全防水なので、突然雨が降っても安心
  • すべてのキャンプ道具を1つのバッグに入れるので、まとめて肩に担いで徒歩で移動可能

キャンプ場によってはバイクの乗り入れができなく、テントを張るとこまで荷物を運ぶ必要があります。途中で階段があったりすると荷車など使えません。

悪い点は

  • 荷物を取り出すときはバイクとの結束を解いて、安定したところに置いて口を開く必要がある。
  • 濡れたものを入れると、中で乾かないので、荷物全体が蒸れてしまう。

特に荷物の取出しが面倒でした。キャンプ場では、まず、ビニールシートを広げてそこにすべての荷物を並べてからテントを張っていました。

このバッグの8年ぐらい使ったので、だいぶくたびれてきて、前回のツーリングでは大雨の中を走っていたら中の荷物が湿っていました。小さな穴が開いてそこから水が浸入したようです。

これでは、防水バッグの意味がないので、新しいバッグを買おうと決心しました。

で、今回は、普通のキャンプツーリング用シートバッグを買って見ました。

人気があるのはタナックスのキャンピングシートバッグですが

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サイズ:350(H)X620(W)X350(D)mm(最小時)/350(H)X820(W)X350(D)mm(最大時)※横(W)サイズはサイドポーチを含みます。

自分はあえて、イガヤのキャンプツーリングシートバッグを選びました。

イガヤ(IGAYA) キャンプツーリングシートバッグ (容量50L-64L) バイク用 IGY-SBB-R-0040
イガヤ(Igaya)
長期のキャンプツーリングに最適なシートバッグ ※両サイド全面開閉可

ちょっと容量が少ないですが、デザインがすっきりとしていて、機能的にも十分です。また、モールに対応しているのもポイントが高いです。(たぶん使わないけど)

キャンピングシートバッグを実際に使ってみて

防水バッグに比べて、以下の点が優れていました。

  • バイクに積んだまま、サイドの取り出し口から荷物を取りだせる!今まで、底の方の荷物を出すために、全部ぶちまけなくても良くなりました!
  • 今までと同様、シートバックの脱着はバックルなのでとても簡単。また、シートバッグごと肩掛けベルトで持ち運びできる。

防水バックと比べたときの欠点としては

  • 荷物を詰め込んで、上から押さえて圧縮できないので、同じ量の荷物でもかさばってしまう。
  • 雨が降ったら、レインカバーをかけるけど走行中に本当に濡れないのか心配。

耐水性の検証は、雨が降ったときに走ってからですね。

今のところ、シートバックに変えてみて満足です!

充電ケーブルの改造

※電気工作は、感電したり、熱が出て火がついたりする恐れもあるので、まねする場合は自己責任でお願いします。

キャンプツーリングでは、スマホをカーナビにして利用しています。

その、スマホの音声を聞くために、ヘルメットにスピーカを仕込んで、Bluetoothレシーバと接続しています。

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サインハウスのヘルメットスピーカーは、高いだけあって、素人の自分が聞いても音が良いと思います。

エレコムのBTレシーバは超小型なので、ヘルメットの内部にマジックテープでとめています。防水ではありませんが、雨が降っても大丈夫です。

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通話もできるマイク搭載モデル。 好きなヘッドホンをワイヤレスにして、スマートフォンやタブレットの音楽を楽しめるBluetooth(R)レシーバー。

スマホは車載のUSB電源を使って充電しながら使っています。

Bluetoothレシーバの方は、充電しながら使えないので、電池が切れたら予備のBluetoothレシーバと交換します。

電池が切れたほうは、ポケットの中のモバイルバッテリーで充電するのですが、普通のモバイルバッテリーでは消費電流が低すぎて、30秒ぐらいでオートストップしてしまいます。

テスターで測ってみると、充電中は0.04Aしかありません。これをオートストップがかからない0.10Aにかさ上げすることにします。

ここで中学生理科の問題です。電流を0.04Aから0.10Aにするにはどのようにしたら良いでしょう?

BTレシーバと並列になるように抵抗を入れます。その抵抗値はオームの法則を使って、

5V÷0.06A=83.3Ω

ですね。そのときに抵抗にかかる負荷は

5V×0.06A=0.3W

となりました。そこで、1W対応の酸化金属被膜抵抗器82Ωを千石電商で購入しました!

充電用USBケーブルを切って、並列になるように抵抗器を半田でくっつけちゃいました。

ちなみに抵抗のカラーコード(灰赤黒金)は82Ω±5%の抵抗値をあらわしています。

この状態で、試しに充電してみると抵抗は熱くなりますが触れないほどではありません。40~50℃ぐらいでしょうか。電流も0.10A流れてちゃんと充電できるようになりました!

動作確認ができたので、絶縁のためにテープを巻きます。

ビニールテープでは、熱で糊が溶けたりするので、バイクの電装系の補修で愛用しているエフコテープを使います。自己融着テープですが、片側がフィルムになってべたべたしません。防水性もあるのでバイクの電装で使うには最適です。

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この充電ケーブルと、ダイソーで買ってきた500円のモバイルバッテリーで、3泊4日のツーリングで使ってみましたがBTレシーバは電気を食わないので、モバイルバッテリーの1/4を使ったぐらいですみました。

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