自作の実弾を撃ってきました!

ハンドロード射撃

この前の土曜日(4月4日)、前回作製したサボット弾を撃ってきました!

午前9時、千葉県射撃場に到着です。

新型コロナウィルスの影響で、休場していないか心配しましたが、営業していることを前日確認しておきました。

射撃準備

使用銃は、ターハントRSG12です。ストックは左用に作ったものに交換しています。

依託射撃のために、フロントレスト、リアレストを使っています。また、強力な反動に耐えられるよう、パッドと肩の間にシッシーバッグを使いました。

今回、初めて撃つ弾頭なので、弾速計も用意したのですが、射台から先の段差が低すぎて、手持ちの三脚では高さを合わせられませんでした。

弾速の計測は、別の日に違う射場で行いたいと思います。

まずは、一巡目

銃口内の油をブレーキクリーナーで拭き取って、射撃用意完了です。

最初の1射目は、ユニバーサル火薬24grで詰めた装弾です。

いつも使っている標的は、直径8インチ(20cm)なので、的に当たるかどうか心配しましたが、7時方向オレンジ線に当たってホッとしました!

ちなみにこの的は、中心の緑丸が直径1インチ、緑線が2インチ、黄色線が4インチ、オレンジ線が6インチ、ピンク線が8インチになています。

続けて4発撃ってみて、なかなか良くまとまりました。

次に、25gr5発と、26gr5発です。

ちょっとばらついてきたので、撃ち方の見直しました。

まず、1発撃ったあと、次を狙おうとすると、銃が右を向いています。

「おかしいなぁ」と思ってチェックしてみたら、弾を撃った衝撃でテーブルが動いて、テーブルごと右に向いていました!

左撃ちなので、銃はテーブルの右側に置いています。銃が後退する反動でテーブルが時計回りに回ってしまったようです。

これは、次に撃つときに、テーブルごと左に向けて照準するようにしました。

また、撃つときにも、力を加えて照準を合わせていたのをやめて、片付け、頬付けなどで力を入れなくとも照準が合うように丁寧に銃を設置するようにしました。

弾痕が左に寄っているようなので、スコープを調整し、弾痕が右に2インチ移動するように調整しました。

で、27gr5発でワンホールが出ました!

今まで、手詰のサボット弾を1000発以上作ってきましたが、ここまで、まとまったのは初めてです!

続いて、28gr5発も悪くありません。

次に2巡目

2回目は、丁寧に撃ったこともあって、どれも4インチの円内に収まっている感じです。

なかでも、27gr、28grあたりが良さそうですね。

毎回、的紙を同じところに張るので、最後はベニア板に大穴が開いて、きれいな弾痕ができなくなりました。

雷管の具合

1発撃つごとに、雷管の具合もチェックします。

28grまで、大きく変形した雷管はなかったのですが、27gr以上になると5発に1発の割合で、黒く煤けた雷管があります。

ユニバーサル火薬は燃速が速いので、少ない火薬量で圧力が高くなります。ちょっと圧がかかりすぎているのかもしれませんね。

銃の具合

鉛付着防止のためにグリスを塗ったため、撃った時の煙がすごかったです!むせそうになりました。

また、銃身の掃除のときに鉛の破片がたくさん出てきました。弾頭がしっかりライフリングに食い込んでいたようです。

まとめと今後の方針

今回使った、SVAROG PARADOX弾頭は噂に違わずよく当たりました!

今後、これを使って色々なレシピを試してみたいと思います。

また、弾の精度が上がったせいで、自分の腕の悪さに気付かされました!

依託射撃といえども、テクニックが必要です。いまだにサボット弾の強烈な反動の逃し方がわかりません!

今後は

  • 重い弾頭に適した燃焼速度が遅いロングショット火薬を試してみる
  • 専用ワッズではなく、Lyman弾頭のために在庫しているWinワッズでも試してみる
  • 弾速を測って、音速以上出ているのか確認する

をやっていこうと思います。

最後の、音速以上~について補足すると、超音速で飛翔する弾頭が、音速以下になると弾道が乱れる?ような気がしています。衝撃波のせいかな?

(逆にエアライフルとかスモールボアでは、初速で音速を超えないようになっていますね。)

そこで、初速もそうですが、50mでの弾速も計測して音速以下に落ちていないかを確認したいと思っています。

お勧めのKindle本です!

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